パロット社のドローン「Bebop(ビーバップ)」ですが、平成31年1月現在、メーカーホームページからアップデートページへのリンクが途切れています。
現在Bebop2が発売されており、旧型のBebopは製造日からかなりの年月が経っていますが、価格もかなり抑えられており、購入される方もまだまだ多くいます。
私もこの旧型Bebopを購入しましたが、コントローラーのアップデートができず苦労しました。
今回はパロット社の「Skycontroller(スカイコントローラー)」をアップデートするための情報を載せておきたいと思います。
スカイコントローラーのアップデート方法はBebopの機体本体のアップデートと比較すると少々特殊です。
Bebop機体本体のアップデートは専用アプリ「Free Flight pro」からアップデートすることができます。スマホ等の携帯端末とアプリ、機体本体をwifi接続できれば完了できます。
しかしスカイコントローラーのアップデートはwifiを使用してアップデートをすることができません。ここが特殊なのです。
現在スカイコントローラーを購入した場合、多くがアップデートしないとそもそもの使用が不可能。そのためまずアップデートしなければ何も始めることができないのです。
スカイコントローラーのアップデートは「USBメモリースティック」を使います。
(Parrot社ホームページより)
USBメモリースティックを「フォーマット」する
フォーマットというのは初期化のことですが、PCよりUSBメモリースティックを選択し、「右クリック」すると「フォーマット」を選択できるようになります(一般的なPCの場合)。
そこで「FAT32」という形式を選択してフォーマットを行います。これで準備完了です。
パロット社のホームページよりスカイコントローラーのアップデートファイルをダウンロードする
今回はこれが大変でした。
パロット社のホームページではスカイコントローラーのアップデートページがありませんでした。そこでパロット社に問い合わせると「当該ページはメンテンス中」とのこと。
しかし該当のページのリンクを教えてもらったため、そこからダウンロードすることができました。
いつメンテナンスが終了するかは未定なので、ここにページへのリンクを載せておきます。
Parrot社スカイコントローラーアップデートファイルダウンロードページ
ダウンロードしたファイルをUSBメモリースティックに移動させる
ここもわからない用語がでてきます。「USBキーのルート」に移動してくださいとのこと。
USBキーのルートと言われてもピンとこない方が多いと思いますが、要するにUSBメモリースティックの大元に入れてくれということ。
わざわざフォルダなどを作って入れるのではなく、ファイルそのままの状態でUSBメモリースティック内のトップページ(F)に移動させれば良いだけです。
USBメモリースティックはフォーマットして空の状態であるはずですから、そこに直接ダウンロードしたファイルを移動させましょう。
USBメモリースティックをスカイコントローラーに差し込む
USBメモリースティックにデータを移動させたらPCから抜き、今度はスカイコントローラーにそのUSBを指すのですが、スカイコントローラーの電源は切れた状態で差し込んでください。
差込口はスカイコントローラー本体の脇にあります。
USBを差し込んだらスカイコントローラー本体の電源を入れると、起動動作ののち、アップデートを自動で開始します。
※HDMIケーブルをスカイコントローラーに差し込み、テレビと接続することで画面上でアップデートの様子が見られるようになりますが、特に不要かと思われます。
注意点はアップデートにかかる時間です。ファイルの転送で1回、
所要時間はだいたい10分間くらいでしょうか。コントローラーのランプ点滅が全く動かなくなったらアップデートは終了です。
無事wifi接続でき、使えるようになりました。
Parrot社のBebopサポートページが復旧すれば当該ページから簡単に行えるのですが、メンテナンスが終了するまでは先ほどのリンクをお使いいただければと思います。
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